彩相

色の呼吸が、かたちになる

彩相(さいそう)

色には、呼吸がある。
静かに重なり、ある瞬間に解き放たれる。

彩相(さいそう) は、
松宮喜代勝 が長年にわたり探求してきた
「色の位相」と「和紙」という素材の可能性から生まれた、独自の造形表現です。

越前和紙に油絵具を幾層にも塗り重ね、
最後は計算ではなく、祈りを込めて一気に破る。

その一瞬に現れる、
これまで誰も見たことのない色の重なり、
音楽のように響く色の関係性。

それが「彩相」です。

彩相とは ― 色を見るのではなく、感じるための作品

彩相は、色を「配置」した作品ではありません。
色と色が呼吸し、せめぎ合い、調和する
一つの現象として立ち上がります。

・単色が持つ静けさ
・重ねることで生まれる緊張
・破ることで初めて現れる偶然と必然

そのすべてが重なった瞬間、
「今までに見たことのない色の音楽」が現れたとき、
初めて作品として完成します。

彩相シリーズについて

彩相は、長い制作の過程で
いくつかのシリーズへと展開してきました。

それぞれは独立した表情を持ちながら、
すべて同じ思想の延長線上にあります。

彩相井Ⅰシリーズ
彩相井Ⅱシリーズ
彩相井Ⅲシリーズ
彩相井Ⅳシリーズ
彩相井Ⅴシリーズ
森の呼吸シリーズ