ポーランドのクラクフの作品倉庫に雷が落ち、この円柱シリーズだけでも、30体が消滅してしまいました。 今まで、48体作り、それでもアトリエには少し残ったことが幸いです。
福井県立美術館には6体あります。 この赤い円柱が、心象風景の作品だったことを気づかせてくれたフォットグラファー・宮島氏は、今はおられませんが、感謝すべきことは、作品には、知性と感性と、そして、経験が作用すると言うことを、忘れてはいけないと言うことでした。
この頃は、母や妻やアシストをしてくれる人達に、毎日のように、紙張りをしてもらっていました。